連携教員

お申し込み可能なプログラム

並河 英紀

(なびか ひでき)

学生からの評価

体力
コミュ力
開発力
ユニークさ
行動力

小中高学生へ

興味があれば、知識は後からついてきます。意味は分からなくても、面白いと思ったことをトコトン追いかけてみましょう。トコトン追いかけてみると、ほらふしぎ、いつの間にか知識が増えています。私が小学生のころに初めて買った本がブルーバックスの「十番目の惑星」という本でした。もちろん、中身は全く分かりません。でも、その本に出てきた「楕円軌道」という言葉にカッコよさを感じ妙に惹かれたを今でも覚えています。高校になりようやくその意味が分かりましたが、数学と物理がつながっていることを実感しました。小学生の頃の興味に、高校生の時の知識がようやく追いついたのですね。

保護者の方へ

小さいころから色々な体験をやればやるほど、その子の「引き出し」が増えます。これって何の役に立つの?と思えるような活動であっても、思わぬところでその「引き出し」が開いて興味が開花することがあると思います。子供の「引き出し」を増やすためにも、色々な活動に参加することはとても大事だと思います。

企業・教員・NPOへ

我々大学も含めて各団体には各団体の使命・役割がありますが、次世代の育成は団体ごとの相違を超えた普遍的な使命であると思います。最近は知識・技能に加えて行動特性(コンピテンシー)の重要性がうたわれていますが、小さい頃の興味に促される自発的な活動は、大人になっても活きてくるコンピテンシーを涵養する重要なプロセスだと思います。三つ子の魂百まで、ですね。本組織では次世代を担う子供たちに興味を持ってもらうための活動を行いますが、皆様の協力があることで、より多くの子供たちへ、より強力なプログラムを提供できると思います。ぜひとも、次世代育成へ向けた共通理念の下で一緒に活動をしていきましょう。

子供たちに体験させたい事

自分は子供のころはとても飽きっぽく、一つのことを深めることはしなかった(できなかった)です。まさに三日坊主そのものでした。三日坊主というと悪い印象もありますが、三日坊主だったからこそ、色々なことにアンテナを張りちょっとずつ触ってみながら、その中から特に興味を持ったものを深めるという今の自分の研究スタイルが確立できたのかもしれません。これも、まさに上で述べた三つ子の魂百まで、ですね。ということで、自分の子供が飽きっぽく三日坊主になったとしても、「すぐやめるんじゃありません!」とはいわず、目をつぶって、色々な事を体験してもらいたいです。

プロフィール

[ 所属 ]
小白川キャンパス 理学部
[ 専門分野 ]
無機材料化学・基礎物理化学
[ 研究内容 ]
自然界がつくりあげる模様の神秘を分子の世界で探る
[ 研究テーマ ]
生物・無生物を問わず、分子がたくさん集まることでカタチが生まれ、カタチが生まれることで機能が生まれます。ところが、分子に意思はありません。では、どの様にして分子たちは意味のあるカタチや機能を生み出しているのでしょうか。それを探るのが、自己組織化という学問です。私は様々な分子の自己組織化の研究を通じ、化学、生命、地球、宇宙、人間関係など、自然界に現れる様々なカタチの成り立ちを探っています。
[ 小さいころの夢 ]
宇宙の果てに行ってみたい
[ 好きな食べ物 ]
山形に来てそばが大好きになりました

山形大学地域共創STEAM教育推進センターへの
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