YU★STEAM BLOG

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SCITAセンターの「emriver」を使って先生方の研修会を行いました

8月2日(水)、教職大学院の現職教員の先生、学生等が参集し、地域教育文化学部の熊谷誠先生を講師として、SCITA(サイタ)センターの「emriver(エムリバー)」の授業での活用等について研修会を開催しました。

 

アメリカのリトルリバー・リサーチ&デザイン社の「エムリバージオモデル」は、大きさの異なるプラスチック粒子を土砂に見立て川を再現することができる装置で、現在、東北には2台、全国でも22台しかない希少な装置です。

エムリバーでは、川の成り立ちや川の氾濫、砂防ダムの決壊による水害発生のメカニズムや扇状地が形成されていく様子を再現することができます。また、形成された地形を山形市内に見立て、実在する地名や公共施設の位置に例えて説明を行うなどの活用もできます。

特に、プラスチックで作った人工砂は、少ない水量で短時間に河川の成り立ちを再現でき、粒子が色分けされていて、土砂の流れや層も分かりやすいことから、デモンストレーションを通して、子どもたちにわかりやすく教えることができるのが特長です。

当日は、実際に装置を使うことで、その有用性を実感しながら授業などでの活用について研修を深めました。

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